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毒親に育てられた体験を描いたエッセイ漫画8選

子供に悪影響を与えるような親「毒親」をテーマにしたエッセイ漫画を集めてみました。

漫画の中では親から暴力を受けたり、過干渉をうけたり、放置されたりといった過去の体験が赤裸々に書かれています。また多くの漫画で親から離れた後も、なかなか精神的に自由になれず苦しんだ体験も書かれています。

実際に悩みながら、毒親から自由になっていった実体験を読むことで、親との関係性を考え直すきっかけやヒントがきっと得られるはずです。

目次

  1. 母がしんどい
  2. しんどい母から逃げる!! いったん親のせいにしてみたら案外うまくいった
  3. 虐待父がようやく死んだ
  4. 母を片づけたい
  5. 酔うと化け物になる父がつらい
  6. 毒親サバイバル
  7. 毒親育ち
  8. よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話
母がしんどい

母がしんどい

作者

田房永子

出版年

2012/03/23

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母のやることは、全て自分自身のため

すぐ激怒する母を持つ作者さん。小さいころは「あなたのため」という母の言葉を信じていました。

でも学校の工作も、母が納得行くレベルじゃなければ、捨てられて母が作り直したものを提出させられる…。受験も自分が行きたかった学校ではなく「母が行かせたい学校」にさせられる…。

作者さんは成長するにしがって、なんでも言う通りにさせようとしたり、少しでも気に入らないこことがあると激怒する母の行動に疑問を持ちます。そして、このエッセイ漫画では、その母から逃げるまでを描いています。

読んでみると暴力をふるったり、放置したりする親だけが毒親ではないということがわかります。

「自分の親って少し変かも?」と思ってる人はもちろん、「まさか自分の親が毒親だなんて」って思ってる人でも、親との関係に悩んでる人は、是非一度読んでみてください

しんどい母から逃げる!! いったん親のせいにしてみたら案外うまくいった

しんどい母から逃げる!! いったん親のせいにしてみたら案外うまくいった

作者

田房永子

出版年

2018/02/28

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実践!自分から毒親の毒を抜く方法!

上で紹介した「母がしどい」の作者さんが、毒親育ちゆえの精神的に不安定な状態から、いかに自分の気持ちを整理して、自分に自信を持てるようになってきたかステップごとに分析して、まとめたエッセイ漫画になっています。

毒親に育てられた過去を描いた作品はたくさんありますが、毒親に育てられたゆえの精神的な悩みを解決方法を、これほど分析して1つ1つ具体的に解説している本は、この漫画が初めてかもしれません。

毒親との関係も「親を信じてる段階」「親に疑問をもつ疑問期」「親が悪いと気づくビッグバン期」「自分の中の不満を外に出す排出期」「自由になれる解放期」など、親から解放されるまで、どんな段階があって、どういう風に考えるべきかなど詳しく分析されています。

親との関係に悩んでる方への生き方のヒントが詰まった一冊になっています。

虐待父がようやく死んだ

虐待父がようやく死んだ

作者

あらいぴろよ

出版年

2019/08/16

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虐待された自分が、虐待をしないために

作者さんの幼少期の記憶の大部分は父からの暴力。毒親な父が自分、母に、兄に日常的に暴力をふるってるような環境で作者さんは育ってた作者さんが、今までの人生と悩みを描いたエッセイ漫画になっています。

父が振るう暴力の様子がリアルに描かれていて読んいて衝撃を受けます。一方、父から離れた後の悩みや苦しさについても多く書かれています。

自分の過去が原因で、考え方が偏ってしまい人間関係が上手くいかずに悩んだり、自分が子供を持ったときに父と同じように虐待してしまいそうになる様子が赤裸々に書かれています。

作者さんが、悩みながら自分や過去と向かい合いあって、傷を抱えながらも、少しづつ前向きになっていく様子は、辛い過去に悩む人たちに読んでもらいたい内容になっています。

母を片づけたい

母を片づけたい

作者

高嶋あがさ

出版年

2017/07/13

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母の呪いを1つ1つ解いてゆく

作者さんの母は全く掃除をしない人でした。家はゴミ屋敷状態で虫だらけ、母が作る料理にも虫が入る混んでいる…。家では、まともな食事が食べれないので小学生時代は給食が命綱な日々…。

そんな環境で育ってきた作者さんが、今までの人生を振り返るエッセイ漫画です。エピソード自体は壮絶ですが、重すぎないタッチでコミカルに書かれていて、すらすらと読めます。

なんとか無事に成人した作者さんは、実家を離れて自由で平和な日々を満喫。そんな日々の中で、自分の考え方がネガティブだったり、新しいことに挑戦できないのは、自分の心の中にいる母が影響してることに気づいていきます。

自分にかけられた母の呪いを、作者さんが自覚して解いていく過程も見れる一冊になっています。

酔うと化け物になる父がつらい

酔うと化け物になる父がつらい

作者

菊池真理子

出版年

2017/09/15

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「父が嫌い」な自分と向き合う

毎日まともにしゃべれないぐらいまで酔っ払って帰ってくる父親、宗教にハマってしまう母親。今でいう毒親な家庭で育った作者さんが描いたエッセイ漫画です。

酔っ払って心も言葉も通じない父親は、子供から見ると化け物のよう…。そんな父親を嫌悪しながら、同時に「父親を嫌う自分」も嫌いになっていって、だんだんと自分自身の気持ちもわからなくなっていきます。

辛くて苦しい日々なのに、親が嫌いだなんて誰にも言えず、自分の気持ちに蓋をした作者さんの日々は読んでいると胸が締め付けられます。それだけに終盤に、作者さんが自分の本当の気持ちと向かい合って過去の辛さや苦しさと向かい合っていく様子は印象的です。

辛い気持ちを自分の中に抱えてる人なら、共感できる場面がたくさんあるはずです。

毒親サバイバル

毒親サバイバル

作者

菊池真理子

出版年

2018/08/31

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親から逃げたっていい

作者さんが、親に傷つけられながら育った人たちにインタビューして、それぞれの体験を描いた漫画になっています。

暴力を振るってくる親、両親が喧嘩しつづける家庭、将来の職業を強要していくる親、教科書を土下座してお願いしないと買ってくれない親…。

この漫画でインタビューされた毒親育ちの方々は、そんな「当たり前の家庭」から遠い環境で育ってきています。

毒親の形は様々ですが「自分が被害者だと認めたくない」「自分が子供や家庭を持つことへの恐怖を感じる」など同様の悩みや葛藤を皆さん抱えていたようです。

それでも、どの方も苦しみながらも、最終的には家族から距離をとって、自分の気持ちを大事にしながら幸せの形をみつけていっています。

「親子関係が大事って当たり前じゃない、親から逃げたって幸せになれる」、そんなメッセージが伝わってくるエッセイ漫画になっています。

毒親育ち

毒親育ち

作者

松本 耳子

出版年

2013/04/18

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毒親から離れ、幸せな家庭を手に入れる

家庭に無関心でたまにしか家に帰ってこない父親、きまぐれで激怒し「できない」を許さない母親…。そんな毒親な家庭で育った作者さんですが、今は夫と2人の子供と穏やかな日々を送っています。

この漫画は、そんな作者さんが、自分の半生を振り返っていくエッセイ漫画になっています。

毒親という重いテーマながら、かわいいイラストでテンポよく書かれてるので気分が落ち込むことなく読み進めることがでいます。

作者さんの「人の顔色を気にしすぎる」、「頼みごとを断れない」、「不機嫌な人をみると不安になる」といった性格が、子供の頃のどんな体験が影響してたのか、大人になってどう直していったといったのエピソードがとても参考になります。

似た家庭で育った方はもちろん、子育てをしているといった方にも是非よんでもらいたい一冊になっています。

よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話

よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話

作者

いしいさや

出版年

2017/12/20

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「普通」に憧れた二世信者の半生

新興宗教にハマった母に育てられた作者さん。信者以外の友達と遊ぶだけで怒られる、聖書に反することをするとお尻を鞭打ちされる、学校で校歌を歌うのも禁止…。周りのみんなが当たり前にしてることができない日々を送ります。

よく勧誘にくる「あの宗教」の内側がわかる漫画になってると同時に、親との関係に苦しむ毒親家庭の話でもあります。母と同級生の家に勧誘にいくエピソードなどは、作者さんの気持ちを考えると胸が痛くなります。

信仰の自由はありますが、自分の子供にそれを無理に強制させることは悲しい結果になるかもしれない、ということが伝わってくるエッセイ漫画になっています。

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