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闘病を描いたエッセイ漫画8選!癌や難病と向き合った実体験

実際の体験談を元にした闘病エッセイを読むことで、病気になった時の具体的な流れ、家族や友人との接し方、リハビリや治療についてなど様々なことを知ることができます。

この記事では自分の病気を描いたエッセイ漫画や、自分の家族についてエッセイ漫画など様々な視点の漫画を集めています。ぜひ参考にしてみてしてください。

目次

  1. さよならタマちゃん
  2. ふんばれ、がんばれ、ギランバレー!
  3. 今日から第二の患者さん
  4. せんせい、誤診です!
  5. はっちゃん、またね - 多発性骨髄腫とともに生きた夫婦の1094日 -
  6. ふいにたてなくなりました。おひとりさま漫画家、皮膚筋炎になる
  7. 子宮がヤバイことになりました。 筋腫&内膜症&卵巣のう腫闘病記
  8. くも漫。
さよならタマちゃん

さよならタマちゃん

作者

武田一義

出版年

2013/08/23

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癌で得たもの。家族との絆、仕事への覚悟。

作者さんは漫画家を目指して、漫画家のアシスタントをしている35才でした。ある日、ふとしたきっかけで「精巣腫瘍(タマタマの癌)」が見つかり、検査すると肺にも転移してることが発覚し、闘病生活がはじまります。

検査、手術、抗がん剤治療…。次々に初めての経験をしていく作者さんですが、結婚7年目の奥さんに支えられ、前向きすぎるぐらいの明るさで乗り切ろうとします。

しかし、ある日、溜め込んだ不安やストレスが爆発して奥さんに、ひどい当たり方をしてしまいます。それでも奥さんは、その叫びを「怒り」ではなく「助け」だと捉えて、作者さんを支え続けます。

重い病気と向き合うときの、不安やストレス、気持ちの激しい上下が赤裸々に描かれています。そして同時に、困難を乗り越える際に「家族」や「周りの仲間」との絆がいかに大切か考えさせられ、作者と周り人たちとの絆の強さに心を動かされるエッセイ漫画になっています。

病気がもたらした辛さ、絆、出会い、別れ、そして新たな仕事。作者さんの人生が詰まったエッセイ漫画になっているので、ぜひ読んでみてください。

ふんばれ、がんばれ、ギランバレー!

ふんばれ、がんばれ、ギランバレー!

作者

たむらあやこ

出版年

2017/11/30

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「絵を描く」をあきらめない

20代で看護師として働いていた作者さんが、ある日、突然「ギガン・バレー症候群」という難病にかかってしまいます。

高熱や吐き気の症状から始まり、やがて歩けなくなり手足を動かすことも難しくなっていく作者さん。さらに絶叫しまうような激痛が24時間以上続いたり、自分の意思と関係なく手足が動き出したり、次々と経験したことない症状が現れていきます。

半年以上の入院生活で、やっと症状が落ち着きリハビリを始めるところまでたどり着きます。その時作者さんが気づいたのは「絵を描けなくなってる」ことと、自分の中で「絵を描く」ことが、いかに大事なことだったかということ。

担当医に「もう、これ以上は回復しない」と言われても、作者さんは諦めず「絵を仕事にする」ことを目指し、ペンも握れない状態から、ひたすら練習しつづけます

1年以上の必死の努力で、なんとかまた絵を書けるようになった作者さん。その「絵」が最後に1つの奇跡を起こします。何が起きたか、ぜひ読んで確かめてみてください。

今日から第二の患者さん

今日から第二の患者さん

作者

青鹿ユウ

出版年

2017/05/12

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がん患者の「家族」視点での大変さ

新人マンガ家の作者さんと、ベテラン漫画家で婚約者の相方さん。二人とも健康で楽しく暮らしていました。

ところが、ちょうど入籍の直前…。旦那さんに大腸がんが見つかってしまいます。そこから旦那さんの闘病生活と、作者さんの看病生活がはじまります。

「本人のほうが大変なのだから」、と思い作者さんは看病から、多額のお金のやりくり、治療法の調査など全力で旦那さんをサポートします。でも徐々にその大変さに体も心も消耗していき…、さらに周りの勝手なアドバイスにも振り回され、やがて疲れはててしまいます…。

そんなとき出会った言葉が「がん患者の家族は第二の患者さん」という言葉でした。その言葉で気持ちを切り替え、無理しすぎず旦那さんと2人で、がん治療と向かい合っていきます。

患者本人との距離感のとり方、周りからの言葉の受け入れ方、お金のやりくり、などなど患者本人ではなく「患者の家族」だからこその悩みや大変さを赤裸々に描いたエッセイ漫画になっています。

せんせい、誤診です!

せんせい、誤診です!

作者

山本まゆり

出版年

2013/03/01

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セカンドオピニオンの大切さ

30代で普段はホラー漫画を書いてる作者さん。ある時期から、生理が来なくなったり、目が見えづらくなったり、と体に異変が次々と起こっていきます。

婦人科ではホルモン治療を始め、眼科では緑内障と診断され治療をはじめます。ところが、治療を続けても、どの症状も悪化していきます…。
数年たったある日、眼科から「別の病気かもしれないので脳神経外科に行ってみて」と言われます。

大きな病院にいったところ、実は作者さんの病気は「脳腫瘍」の一種であることが発覚します。さらに、同じタイミングで母が癌であることが発覚し、自分の手術準備に母の看護と、ジェットコースターのような日々がはじまります。

「誤診」という重いテーマを扱っていますが、作者さんは誰かに怒ることもなく、とても冷静にわかりやすく体験を伝えてくれているエッセイ漫画になっています。読んでみると「セカンドオピニオン」の大切さを改めて感じます。

はっちゃん、またね - 多発性骨髄腫とともに生きた夫婦の1094日 -

はっちゃん、またね - 多発性骨髄腫とともに生きた夫婦の1094日 -

作者

池沢 理美

出版年

2015/12/11

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愛する夫との最後の日々

作者さんは漫画家で、旦那さんはベーシスト。二人ともバツイチ同士で、気兼ねのない関係で一緒に音楽をやったり、晴れた日には昼間からお酒を飲んだり、幸せな日々を過ごしていました。

ある日、旦那さんの体に異変が起き、病院にいってみると多発性骨髄腫、血液のガンであると診断されます。そこから夫婦での闘病生活がはじまります。

つらい闘病生活の中でも、限られた夫婦でできること…、美味しい料理を食べたり、綺麗な景色をみたり、なにげない1つ1つのことに2人で幸せを感じながら過ごしていきます。

家族がガンになってしまった時、どういう風に過ごすのが幸せなのか、考えさせられるエッセイ漫画になっています。

ふいにたてなくなりました。おひとりさま漫画家、皮膚筋炎になる

ふいにたてなくなりました。おひとりさま漫画家、皮膚筋炎になる

作者

山田雨月

出版年

2016/05/16

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難病発症から社会復帰まで

アラフォーな漫画家の作者さん。ある時期から、急激に体力と筋力が落ち出します。朝起きて頭を起こすのが大変だったり、階段を1段登るのに疲れたり…

嫌な予感がしながらも、ごまかしつつ日常を過ごしていました。ところが、そのうち立ち上がることさえ困難になって、ついに病院に行くことを決意しまいます。

診断の結果は「皮膚筋炎」という難病でした。すぐに入院することになり、そこから長い闘病生活がはじまります。

生検からはじまり、ステロイド等の投薬治療、それら治療費のお金の話など入院生活がわかりやすく描かれています。また長い入院生活を経て無事に退院したものの、その直後は立ち上がるのすら一苦労な状態で、そこから社会復帰するまでのリハビリ生活も詳しく書かれています。

大きな病気の発症から社会復帰までの具体的な体験談を読んでみたい方におすすめのエッセイ漫画です。

子宮がヤバイことになりました。 筋腫&内膜症&卵巣のう腫闘病記

子宮がヤバイことになりました。 筋腫&内膜症&卵巣のう腫闘病記

作者

あらた真琴

出版年

2019/12/10

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知っておきたい、子宮筋腫のはなし

診断時に30代半ばの作者さん。20代の終わりから体に少しづつ異変が起こりだしていました。生理が2週間以上続いたり、出血が以上に多かったり、下っ腹にしこりがあったり…。

自分でも、うすうすおかしいと感じつつ、怖さから病院に行けていませんでした。ところが、ある時、いとこが子宮筋腫で手術したのをきっかけに自分も病院に行くことを決意します。

診断の結果は、やはり子宮筋腫。それも長い期間育てただけあって、かなり大きめなサイズ…。

漫画では、初めての診療から、検査、手術、退院までの流れが詳しく描かれています。どの検査が痛いか?や手術後の大変なことは?など子宮筋腫に治療で気になることが、わかりやすく書かれています。

子宮筋腫は3人にひとりが持ってるといわれています。まだ心のあたりのないかたも、ぜひ一度読んでおいてみることをおすすめします。

くも漫。

くも漫。

作者

中川学

出版年

2015/08/15

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笑ってしまう重病体験記

誰にでも起こりうる、くも膜下出血。作者さんは、それを29才の時に経験します。ただ、普通と違ったのは場所でした。

風俗街のいかがわしいお店でサービスを受けてる最中にくも膜下出血で倒れてしまったのでした。

すぐに救急車を呼んでもらい深刻な状況で治療を受ける作者さんですが、女医さんや家族から「どこで倒れたのか?」聞かれるたびに風俗のことをいかに隠すかを考える様子に思わず笑ってしまいます。

また、くも膜下出血が起きた時の経験したことのない激痛、手術後の不思議な症状など経験した人じゃないとわからないことをコミカルにわかりやすく描いているエッセイ漫画になります。

人によっては死亡したり、後遺症の残る病気ですが、作者さんは無事、日常生活を送るところまで回復します。発症〜回復までの日々、そして作者さんが風俗のことを家族に隠し通せたのかどうか?ぜひ読んで確かめてみてください。

多くのエッセイ漫画で作者さん達は病気を経験することが、「家族との関係」や「本当にやりたい仕事」など自分の人生にとって大切なことに向かい合うきっかけになっているようです。

闘病漫画を読むことで、今病気じゃなかったとしても、限られた人生の中で「自分にとって大切な人との関係」や「自分が本当にやりたいこと」をいかに大事していくのか考えさせられるきっかけになるかもしれません。

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